横浜税関 クイーン
うさお&Cacco
現在の横浜税関は多分、四代目の建物です。展示パネルによると、以下のようなものでした。
初代庁舎は明治六年(1873年)に建てられた石造り三階建ての欧米建築様式で、設計者はR.P.ブリジェンス(米国)です。約八万円で県に譲渡されました。
二代目庁舎は明治十八年(1885年)に日本大通りに面して建てられました。煉瓦造り二階建ての建物です。ギリシャ式建築様式で中央に六角形の塔がありました。大正十二年の関東大震災により倒壊しました。
三代目庁舎は昭和九年(1934年)に、ロマネスク様式やイスラム風ドームが混在する西欧建築様式の建物です。塔の高さは51mで当時の横浜では最も高いものでした。設計は吉武東里・下元連(大蔵省営繕管財局)です。
吉武東里は国会議事堂の設計にも携わっています。下元連は現在の首相公邸を設計し、工学院大学の教授になりました。
現在の庁舎は平成十五年(2003年)に旧庁舎の景観を生かしつつ設備を大改修しました。レトロフィットですので外観は以前と変わりません。
展示パネル:税関の推移 2014年12月12日
外観を少し眺めてみましょう。当時の税関の正面は港に面した方でした。
海上から税関正面を望む 2010年9月19日
手前の瓦礫は転車台を発掘調査した時のもの 2008年10月19日
この当時からこの犬は玄関に居座っている 2008年10月19日
遊歩道と税関 2008年10月19日
海洋会館の並びの建物の後ろに税関 2009年8月14日
転車台と税関 2009年9月27日
海に面した方が正面 2009年9月27日
横濱開港資料館から見た税関 2010年9月19日
この犬は門司港の税関跡にもいた「カスタム君」です。麻薬探知犬がモデルです。
カスタム君 2010年9月19日
昔の監獄にも居たような方々 2010年9月19日
レトロな外燈 2010年9月19日
資料展示室にも入って見ました。三代目建設当時の備品や、持ち込んではならない薬物、金のタブレット、コピー品が並んでいました。「クスリ」や「黄金」は目が眩んでピントがボケてしまいましたが、何とか補正しました。
建設当時の備品 2010年9月19日
小カスタム君 2010年9月19日
薬だあ! 2010年9月19日
金塊じゃあ! 2010年9月19日
この足元に展示してあります 2010年9月19日
コピー品 2010年9月19日
ビトンやグッチ、ラコステなど 2010年9月19日
不正はダメだよね、カスタム君 2010年9月19日
税関の前の道路には南洋の木(棕櫚)があって冬でも暖かい気分になれます。
冬バージョンのカスタム君 2014年12月12日
南国の税関じゃあ 2014年12月12日
三代庁舎を解体して、外観を残しつつ耐震補強や設備の改善を図る補修工事が2002年に行われていました。その貴重な工事の見学会に参加した時がありました。
Caccoの叔父さんは税関の課長をされており、一度、港の見える丘公園の公務員会館の式場を借りるお願いに訊ねたことがあります。その時の課長室の大きかったこと!、二部屋続きで前室に秘書がいて丁寧に通された時には「ドッ緊張!」しましたとも。
赤絨毯の敷かれた豪華な会議室もありました。
改装工事中 2002年2月22日
アーチ形が優美な廊下 2002年2月22日
調度がレトロです 2002年2月22日
解体工事中 2002年2月22日
当時の装飾品を大事に保管 2002年2月22日
笠木の装飾品 2002年2月22日
板材も当時のものを再使用します 2002年2月22日
今では作れない笠木の装飾品 2002年2月22日
内装が剥ぎ取られています 2002年2月22日
照明のデザインが素晴らしい 2002年2月22日
会議室だったのでしょうか 2002年2月22日
格天井が和風、床は赤絨毯 2002年2月22日
梁の際にも文様が 2002年2月22日
六芒星の文様? 2002年2月22日
色合いが古風 2002年2月22日
何の部屋だったのだろう 2002年2月22日
六芒星のデザイン 2002年2月22日
床の模様 2002年2月22日
アールの付いた踊場 2002年2月22日
玄関の幾何学模様 2002年2月22日
銘板 2002年2月22日
玄関の車寄せ 2002年2月22日
屋根の装飾 2002年2月22日
車寄せ 2002年2月22日
塔に防護ネットの掛かる珍しい風景 2002年2月22日